フランスの休暇について
今日はフランスの休暇について書きたいと思います。
幼稚園から高校までの子供の休暇と大学生の休暇、
そして社会人のとは長さも日付も少しずれますが、
基本的には家族と一緒に休暇を過ごす様に考えられています。
学校の休みは1ヶ月半ごとに約2週間あります。
こんなに経済が落ち込んでも、
休暇は絶対に変えようとはしません。
基本的に休暇の為に仕事や勉強をしているように思えます。
休暇も何度もデモをしてフランス人達が
勝ち取って来た習慣の一つです。
ストレスの多いパリのような都会では
それもわかる気がします。
小さい子供たちには様々な問題が起こります。
エグゼマという皮膚の炎症は柔らかい子供の皮膚を悩ませます。
ストレスから来ると思われます。
柔らかい部分が乾燥し、白くなりかゆくなるので
掻くと爪の中のばい菌が入り炎症をおこすのです。
その他、変なインフルエンザや気管支炎など、
様々な病気に悩まされます。
外的には車の排気ガスなどの公害が主な原因ですが、
ストレスの多い社会ですから、子供はその影響を受けるのです。
フランス人はラテンの血が入っていますから感情が激しく、
否定的な言葉を吐き出す事も原因だと思います。
そうすればぶつかりが多くなるのは当然ですね?
頻繁な休暇は子供には必要なのでしょう。
休暇の前の週などは、どの子供たちも疲れが目につきます。
フランスでもパリなど北の方は
冬が長く、太陽が当たらないのでビタミンD不足になりがちです。
ビタミンDが不足になると、疲れがとれなく
気が落ち込む人も多々あります。
11月から2月は日光はほとんど当たらなく
雨が多く(昔は雪だったんでしょうが)グレー一色です。
(この頃にパリに来る事はお勧め出来ません。)
それで太陽を求めて移動する必要が実際にあります。
旅行もお金がかかります。
もしくは医者にビタミンDのカプセルを貰う事です。
地方に住んでいる両親の家に子供を預けたりする家族も多いです。
私の子供が小さい頃は体が弱かったので、
イオンやヨードの豊富な海のそばの
ブロターニュ地方によく連れて行きました。
またその話は後日にしたいと思います。
ご参考になれば嬉しいです。