ガレット・デ・ロアのフェーブについて
今日はガレット・デ・ロアのフェーブについて
書きたいと思います。
ガレット・デ・ロアはすべてアーモンドに関係しているんです。
フェーブはパイの中に密かに入れる上の写真のような人形。
東方の王様達のイエスの誕生祝いの一つはアーモンド。
フェーブは王様のプレゼントの象徴なんですね〜
ヨーロッパでは手に入らないので、
19世紀まではそら豆(フェーブ)が使われていました。
そしてパイの中身はアーモンドクリーム。
アーモンドクリームパイなのです。
これはほっぺが落ちるほど美味しい。。
色とりどりの小さな陶器で作った
可愛らしい人形達がアーモンドの役をしています。
どれをとっても可愛らしい。
フェーブが入っているパイが当たった人は
こういう紙の王冠を貰ってかぶります。
これはガレットを買うともらえます。
私の少ないコレクションですが、ご披露します。
これは伝統的なお人形さん。
こんな可愛らしい人形さんたち。
パイやクロワッサン、つぼやイチゴもあります。
私の大好きな赤い車。
誰かに送られた絵はがきや
パン屋さんの名前が書いた本のミニチュア、おもちゃ。
これなんか、現代美術にさえ使えそうですw。
他にも色々の種類のフェーブがあるようです。
家で作ってみると楽しいかも、と思ったら
子供たちのフェーブを作るプロジェクトが
できたそうです。
京都造形芸術大学と東北工科芸術大学が提携して、
スイスのあるところから出資された
「こども芸術村」というプロジェクトです。
主旨は震災のあった東北の子供たちのためです。
第一回目はこのフェーブを作るのだそうです。
http://www.kyoto-art.ac.jp/events/746
子供たちが作るフェーブを是非見てみたいと思います。
パイに入って隠せる大きさなので、かなり小さいです。
それを陶器で作るのですから集中力がいると思います。
人数に限りがありますので、早い目に登録した方が良さそう。
次回はガレット・デ・ロアのレシピを
ご紹介したいと思います。
ご参考になれば嬉しいです。