ブルターニュ地方のこと
今日は日本に似ている景色のある
ブルターニュ地方の話をしたいと思います。
色とりどりのこんぶやわかめやらの海藻が
岩だらけの砂浜に打ち上げられているのをみると郷愁を覚えます。
似ているところは、自然だけなんですがw。
フランスの地図をまずご覧になってください。
土地は5角形に近いですね。
色々の地方の名前が書いてありますが、
ちなみにパリはイル・ド・フランス地方の中心市です。
かなり北にあります。
そしてその西隣が
りんごと酪農で有名なノルマンディー地方になります。
ノルマンディーには海もあり、
だいたいパリから3時間くらいで行けます。
ノルマンディー地方の西に
有名なサン・ミシェル島がありますが、
そのすぐ隣がブルターニュ地方に入ります。
5角形の左側の出っ張りの当たりに当たります。
その出っ張りの北と南では気候も海もかなり違いがあります。
イギリスに近く、北からはフェリーも出ています。
北には国を守るために国に雇われた海賊、コルセーユがいました。
国といっても、共和国になるまでは
日本と同じで、たくさん小さな国に分かれていたんですね。
南にはセルト人が不思議な巨石文化を残しています。
海も北より明るく暖かいです。
海の自然は美しく、野生の貝類、牡蠣やムール貝が
岩をおおっていて、自然の豊さが残っています。
すぐ足もとの海にもぐって伊勢エビのようなオマールを
探し当ててみせてくれた事もあります。
満ち潮の時に連れてこられた小さなエビやカニや魚が
引き潮になると岩のくぼみに残されて、はねるほどいるのです。
美しい色とりどりのイソギンチャク、ヤドカリ、
フジツボ、多くの種類のカニ、可愛らしいヒトデの赤ちゃん。。
子供は皆ここにくると目をキラキラさせて探索します。
ブルターニュの人たちは、ブロトンと呼び、
ブルターニュ語を話します。
背が大きい人が多く、海際の厳しい気候に耐えてきた
辛抱強い人たちが多い、と聞いています。
このブログでもご紹介したそば粉のクレープが有名です。
どこに行ってもたくさんクレープ屋さんが
並んでいます。
クレープ屋さんで軽く食事を済ませれるのは
この地方での楽しみの一つです。
次回は私のおすすめのサンマロの町のこと、宿泊ホテルや
レストランの話をしますね。