ベジタリアンと魚の手作りレシピ

野菜や雑穀と魚が中心の簡単なレシピをご紹介します。

フランスの普通の家庭の食事会

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アンケートにお答えくださいまして、真にありがとうございました。

 

今日はリクエストにお答えできたら、と思い

フランスの普通の家庭の食事会について書きます。

 

フランスでは自宅に招待されるのが日常茶飯事です。

 

あなたとうちの空間で時間を共有するという意味で

楽しくかつ大事な儀式のようにも思います。

 

食べる量はフランスと日本だとかなりの違いがあります。

それがわかるのに、あまり時間がかかりませんでしたw。

 

わかってからは、

いつも作る量の倍にしていないと気が気でなりません。。

あっという間にお皿にのっている物がなくなってしまうのでw(汗)

 

ワインの量だって飲む方はかなり飲みます。

酔わないので、肝臓が強いのでしょう。

 

夕食の時間は8時が通常です。

時間よりだいたい15分は遅れるので

 

8時半頃からワインとおつまみで始まり、

最低でも1時間半はかかると思います。

 

楽しいと12時すぎて夜中の1時近くになる時もあります。

ということは4時間から5時間近いですね。

 

招待は大仕事なので、

レストランで会うようになった友人たちもいます。

 

招待すると2〜3日前から用意しておかないと焦るし、

当日はお給仕をしないとだめだし、

 

まず来客に飲み物とおつまみを出し、

招待された人が全員が集まってからテーブルにつき、

 

初めにアントレ(前菜)、メインディッシュ、

そしてサラダ、チーズ、デザート、

 

最後にコーヒー、コニャックとかの食後酒

という流れになります。

 

メインディッシュはお魚かお肉が中心で

野菜などの付け合わせが必ずつきます。

 

前菜を食べたら私などはお腹が一杯w。

 

甘い物が大好きなフランス人にとって

デザートはとっても大事。

 

果物類のデザートに、ケーキ類、そしてクッキーなど

私はいつも最低3種類は用意しています。

 

コレステロールを気にする年配の方達にはチーズはパス。

サラダだけにします。

 

大きなテーブルだったら近所の方や迎えの人、

小さいテーブルなら全員と話しながら頂きます。

 

だから席の配分をよく考えないとだめです。

女の人と男の人とを交互に交える様にします。

 

おしゃべり好きのフランス人は食べながら

延々と一つの話題から他の話題に渡りながら話をします。

 

それにしても、よく器用に食べながら話せるなあ、と

私は聞きながらいつも関心してしまいます。

 

食べ物を口に入れたら、話せないでしょう?

 

あまり噛んでないから出来るのでは、と思うんですが、

そこのところは未だによくわかりませんw。

 

私は話す事と食べる事の両立がへただし、

話もついていけない時は、おとなしく聞いています。

 

幼い頃から食べるマナーは家庭ではうるさいほど言われます。

食べ方がその人の育つ環境を表すといって、皆すごく神経質です。

 

最近の若い人たちは、元貴族でも皆

ざっくばらんになってきたらしいです。

 

ヨーロッパは未だに階級社会であると思いますけど、

若い人たちが変えていくのでしょう。

 

長くなりましたが、

フランスの普通の家庭の食事会の話でした。